否定形でなく、
本来どうありたいか?
どうなりたいのか?
その理想の姿、結果をイメージするのです。
そして、そうなるためにはどうしたらいいか?
という質問を自分に投げかけるのです。
この脳の仕組みを知り、正しいコミュニケーションの仕方、
良い質問の仕方を学ぶことは、自分の目標達成や成功だけでなく
こどもの教育などでも非常に重要です。
よくスーパーで
『なんで、言う事が聞けないの!』
『なんでじっとしてられないの!』
と子供を叱っている親がいます。
家庭では、
『なんで勉強しないの』
と叱っているに違いありません。
でも、そのコミュニケーションでは、相手は失敗した理由、言う事が
きけない理由、じっとしてられない理由を探し出すだけです。
そして、自分がそうするように命令しているのに、子供や部下が
その質問に応えると
『言い訳するな!』
『口答えするな!』
とさらに感情を爆発させることになる。
こんなコミュニケーションをしていたら、
みんな嫌な気持になるだけでなく、子供も成長せず、
セルフイメージが低くなり、子供の成績も上がりません。
人間の脳の仕組みを理解したコミュニケーションをできるかできないかは、
子育てにおいても、夢の実現においてもとても大きな違いを生みます。