同じテストで100点の子もいれば
40点の子もいます。
世間では一般的に、
前者は頭の良い子
後者は頭の悪い子と呼ばれます。
でも本当は、
頭の良し悪しは関係ありません。
日本語を普通に話している以上、
ほとんど能力の差はありません。
そもそも、
勉強って本当は楽しいものです。
初めて文字を読めたとき、
書けたとき、歌を覚えたとき、
足し算ができたとき…
誰だって幼い頃は、
目を輝かせながら
学習していたはずです。
ところが、
あるときから授業がおもしろくなくなる。
そして、
宿題をしなくなる。
最後には、
勉強が嫌いになる。
一旦そうなると、
勉強が楽しかった幼児期には
戻れなくなります。
本人も親も悪くありません。
悪いのは、学校です。
その仕組みを作っている
国が悪いんです。
今の学校制度には
致命的な問題があります。
そもそも人には
「知りたい」欲求があります。
2・3歳頃の「なに?」「なんで?」は
その欲求によるものです。
小さい時の勉強が楽しいのも
その欲求によるものです。
ところが、
その素晴らしい欲求は、
学校によって
完全に壊されてしまいます。
なぜなら、
誰だってわからないときが来るからです。
それを納得できないままに授業が進めば、
つまずいてしまいます。
特に積み重ねが大切な数学や英語は
その傾向が強くなります。
簡単な理由ですが、
それを埋める事ができないのが
今の日本の学校です。
わからないこと・できないことを
持ち越せないシステムなら…
勉強自体を教える前に、
勉強の取り組み方を教えるシステムなら…
個々の成長レベルに合わせて、
それぞれの学習が進むシステムなら…
つまずくことなく
「知りたい」欲求を持ち続けるでしょう。
しかし、
今の学校はそうはなっていません。
そうならないために本当は、
小学生低学年までに
自分で学ぶ力を身につけることが必要です。
しかし、
今の多くの先生はこのことを教えません。
家庭で身につけるほかありません。
教わることが当たり前でなく、
自分で学ぶ姿勢を身に付け、
自学自習の習慣があれば…
学校の授業でもしわからないことがあっても、
自力で学ぼうとします。
先生や友達や親に質問したり
自分で調べたりして、
わからないことが解決できれば、
つまずかずに
翌日の一斉授業に
ついていくことができます。
中には、「自学自習」を
自然にできる子どももいます。
それがいわゆる
「頭の良い」と言われる子です。
「できる子」と「できない子」の差は、
頭の良し悪しではなく
「自学自習」できるかできないか。
つまり…
わからないときに
自分で解決しようとするかしないかの
わずかな違いでしかないのです。
そのわずかな違いが、
中学生になると大きな得点差になります。
お子さんが小学生なら
自学自習の習慣をつけることが
とても大切です。
塾などに通う必要はありません。
むしろ逆効果です。依存心が芽生えます。
塾や家庭教師に
ムダなお金を払うことありません。
お子さんが知的好奇心を持ち
自学自習の習慣を身に付ければいいのです。
大切なのは、ルールと親の働きかけです。
子どもがよい習慣をつくるために
大切な3つのポイントがあります。
1.親子の意識
2.家庭の環境
3.家族の習慣
このポイントは、勉強だけに限らず
人生においても重要なポイントです。
そのポイントの説明は
過去の記事でも書いていますが…
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