毎日お子さんを見届ける時間のことを、
ハイスタでは親の10分と呼んでいます。
「親の10分」では、
次の0~3の4段階で
イイ習慣を身につけていきます。
0. 納得いく約束を決める
1. 約束を守る環境を作る
2. ダメはダメを徹底する
3. できたら承認→習慣化
次から項目ごとに説明していきます。
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【 0. 納得いく約束を決める】
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そもそも前提として、
互いに納得した約束が必要です。
一方的にお願いする約束では
それを守っていくことは難しいです。
約束が守られない一番大きな原因は
その約束が忘れられるからです。
これを防ぐため、目立つところに
約束を貼っておくといいです。
それでも普通の子は守れません。
環境を整える必要があります。
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【 1. 約束を守る環境を作る】
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もし10時に寝る約束であれば
9時50分にテレビを消す!など…
「寝なさい」という声そのものを、
「テレビを消す」という行動に変えます。
親が言いたくない事を
言わなくていいようになります。さらに…
子は言われて嫌々動いていたのが
徐々に自分から動けるようになります。
前回お伝えしたように
スマホなどのアラームなど活用しても
同様の効果が得られます。
勉強、歯磨き、布団に入る…
それぞれ決めた時間に音楽がかかり
それをキッカケに行動できます。
親子で工夫しながら環境を作ることで
子どもに様々な力が付いていきます。
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【 2. ダメはダメを徹底する】
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ダメなことは叱って修正します。
子どもはイイことダメなことの区別が
できない場合があります。
叱ることで
ダメなことをハッキリと教えていきます。
親の根気&子のその気あれば…
徐々にイイことが習慣化されていきます。
ダメなことだと理解していても
ルールが守れなかった時には
言い訳を共感して聞いてあげるとイイです。
一緒に対策を考えたり、行動したり…
フォローやサポートをしてあげることで
一般的な親子の対立関係が
協力関係に変わっていきます。
完全に悪意で約束を破ってしまう場合
当たり前を制限します。(お小遣い・自由…)
あとは、家庭の指導方針にもよりますが…
・雷を落とす
・罰を与える …
色々考えられます。
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【 3. できたら承認→習慣化】
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できたことを褒めて承認していくことで
約束を守ること&イイ行動を習慣にします。
当たり前を制限している場合
できたら承認と同時に解禁してあげます。
サプライズで感情を大きく動かすと
その行動を中毒にすることもできます。
(行動→習慣→中毒)
自分の作った習慣が
自分の人生を創っていきます。
お子さんの未来のために
協力して環境を整えていきましょう。
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【教える・叱る・褒める…バランス】
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二宮金次郎の名言に
このようなものがあります。
『可愛くば5つ教えて
3つ褒め2つ叱ってよき人になせ』
教える→叱る→褒める…
5:2:3が黄金比です。
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<教える…5>
0. 納得いく約束を決める
1. 約束を守る環境を作る
<叱る…2>
2. ダメはダメを徹底する
<褒める…3>
3. できたら承認→習慣化
ちなみに
褒めるのバランスが大きくなりすぎると
『おだてる』になりますし…
叱るのバランスが小さくなりすぎると
『甘やかす』になります。
さらに言うと
感情的に叱るのが『怒る』
黄金比5の教えるが『諭す』です。
「親の10分」で充分に
お子さんの話を聞いた上で
諭し、怒らず叱り、最後に褒める。
ぜひ、意識して取り入れてください。
イイ習慣がドンドン増えていきます。