過程を大切に考えるのもまた、結果を大切に思う心なんだと思う。
結果が直ぐに出ないということを知っているということも、ひとつの強みだ。
ただこれは、できるだけ年少のときに理解させないといけない。
これは、塾に来て椅子に座っているだけで成績が上がると考えている、
ひどく楽観的な人たちがいることを思うたびに考える。
結果を出すには、相応しい過程を歩まねばならないこと。
そこには努力が必要であること。
そういう知識、理解の方こそ、子供たちに身につけてほしい。
それにはまず、親の方が無知であってはならない。
無知こそが最大の敵なんだと思う。