「思ったほど、結果が出ない…?」
こんな風に思う場面はよくあります。
「…下がってる…?」
もしかしたら、
そんな時もあるかもしれません。
ここまでで、できた差は
簡単には変えられません。
お子さんががんばっているように
他の子も同様にがんばっています。
テスト順位って、イメージ的に
マラソンの順位に似ています。
テスト前のラストスパートは
みんなががんばるのでなかなか順位は上がりません。
マラソンのように
すでに差が大きい場合は
順位が変わらない事がほとんどです。
これは、ある意味で当然です。
続けていくことで結果は変わり始めます。
1. 微々たる変化に大人が気付き
→成功体験を演出する!
2. 引き続きPDCAサイクル継続
→結果が出るまで伴走する!
【「辛さ×辛さ」のWパンチ】
ここで問題になってくるのが…
「勉強したのに思うような結果じゃない」
この「当然の事」を「当然」と
受け入れられない親の反応です。
子どものテストを見て…
・不快な顔をしたり
・「なにこの点数…?」
・「塾で何してるの…?」
親から否定的な態度をされたら
子どもは、とても辛いです。
見える結果を出すことは
とても難しいことです。
まずは、
「テスト勉強がんばった」
という事実を認めてあげてください。
これをやらないと、子どもにとっては、
『自分なりにがんばったのに
点数が取れなかったという辛さ』
に加えて、
『自分のがんばりが親に
認められなかったという辛さ』
まで感じてしまいます。
「辛さ×辛さ」のWパンチです。
これはかなり、
精神的ダメージが大きいので、
勉強がイヤになってしまいます。
せめて親が「自分のがんばり」を
認めてくれれば、
「お父さん・お母さんは、
がんばりを分かってくれてる」
安心して次の勉強へ向き合う
ガソリン=大きな力となります。
一般的な親子関係は
「結果(過去)を責める親と、
責められる子供」という関係です。
これは業績の悪い会社と同じです。
「結果を責める上司と、
責められる部下」です。
「対立関係」に発展します。
この関係で、得たい結果は、
まず得ることはできません。
どんどん悪循環となっていきます。
一方で、結果を次にどう活かすか
未来に焦点をあわせる家庭もあります。
同じ目標を目指す「協力関係」です。
そして、その関係は善循環を生みます。
結果の受け取り方によって、
その後の結果が大きく違ってきます。
そうは言っても…
結果にこだわってしまう
親御さんはとても多いと思います。
大切なお子さんを思えば…
のことで仕方のないです。でも…
結果よりも
行動を笑顔で承認してください。
結果に対する要望や相談は
ハイスタにお伝えください。
本来への道筋とイメージを
共有できるようにしていきます!
PS.
子どもがテスト結果を
親に出さなくなってきたら要注意です。
(中学生は多いと思いますが…)
親にテストを見せるのが
トラウマになっているかもしれません。
そうならないためにも
がんばってテストを受けたお子さんを
笑顔で承認してあげてください。
その結果をシッカリ受け止めて
未来志向でサポートしていきましょう!
以上、
結果の受け取り方の話でした。
以下はより本質的な
結果の捉え方の話です。