⑥ 成功体験
中学校の勉強で悩むほとんどの場合、
つまづきは、小学校にあります。
中学生になると、苦手意識も強く
勉強に関するセルフイメージも低い場合がほとんどです。
固まってしまったそれらを変える方法はひとつ。
成功体験です。
塾やかてきょを活用すれば、
定期テストは範囲も広くないので、
苦手教科でも準備をしっかりすれば結果を出せます。
最初は強制的にでも勉強させ、結果を出させます。
ここで注意するのは…
「わかる」と「できる」は違うことです。
一度教わったくらいでテストではまず出来ません。
大切なことは、自分にテストで「できる」ことを確認することです。
自主学習で範囲内の問題を完璧目指して反復させます。
誰だって、辛い努力が結果として表れるのは嬉しいものです。
自分に自信が持て、次からはもっと頑張ろうと思うものです。
場合によっては、全教科を満遍なく頑張らせるのではなく…
本人が取り組みやすい教科に焦点を絞って集中させることです。
例えば「次のテストは数学を特にがんばろう」とすることです。
1教科が上がれば、それが成功体験となり、
他の教科にも波及効果をもたらします。
↑「ハンカチ理論」…ハンカチの1角をつまんで持ち上げると、
他の角も遅れて持ち上がる
とにかく、小さな成功体験をさせる(演出する)ことです。
そこから自信を持ち、善循環を生み出せます。