ご飯はよく噛みなさい
よく噛んで、味わって食べるんだ。
早く食べようがよく噛んで食べようが、
同じものを食べるんだから結局同じじゃないか?
だけど噛むことによって満腹中枢が働くから、
満腹度が違うし、消化だって違う。
だからよく噛んで味わって食べるほうがいいに決まっている。
勉強も同じことが言えるんじゃないか?
同じ問題を解く。
早食い派は、さっと終わらせてしまう。
間違っていようがあっていようが、
とにかく目の前にあるものを口の中に放り込んで
「食べ終わる」ことで満足してしまう。
間違えた問題の見直しはまずやらない。
よって、消化が悪い。
だから早く解けても、そ
れを完全に理解するまでには、量が必要になってくる。
次から次へと、食べないといけない。
これはこれで、ある勉強の仕方だと思う。
よく噛む派は、慎重に食べ進む。
完璧に理解、正解するまで何度でも噛み続けるのがこのタイプだ。
何度も何度も噛むから、消化がいい。
確かに量は多くないかもしれないし、
1問1問への時間はかかるかもしれないけれど、
しかし結局こっちの派の方が、
理解度として到達点が高くなる気がする。
どっちがいいかといえば、ご飯はよく噛んだほうがいい。