成績のよい生徒に共通しているのは、
「セルフイメージ(自己評価)が高いこと」である。
自尊心もそうだけれど、
自分という存在への価値を高く置いている、ということ。
勉強だけに限って言うなら、
成績というのはひとつの基準だ。
それを価値と感じるかどうかはそれぞれ。
そこに高い価値を見出せること、
これが成績を取る基盤になるんだと思う。
「この生徒は成績が伸びる」とか「難しそうだ」と、
入塾してすぐの段階で、塾講師は直感できると思う。
それはこのあたりを感じるせいではないか。
生徒本人の意識によって、自己評価は変わる。
それでも、その意識自体を形成するのは、
周囲の環境という面が大きい。家庭や学校、友達、それから塾。
生徒の自己評価を高めることもまた、塾の仕事。