望む結果を得るために
良い流れ・習慣を作る
このためにとても大切なのが
本人と親の『結果の捉え方』です。
これを間違うと
悪循環になってしまいます。
長い内容になりますが、
キーワードは次の3点です。
【変化への正しい認識】
何かを始めても
すぐに思う結果にはなりません。
望む結果を生むには
「変化への正しい認識」が必要です。
例えば…
アサガオの種を巻いて
早く咲かないかな~と眺めてても
すぐには、花は咲かないですよね?
でも、それを放っておいて
しばらくしてから見てみたら
「おっ!デカ…」ってなりますよね。
【変化】とはそういう性質があるのです。
ずっと見てたら
「まだ…まだ…変わらない」
ムダな事しか考えない訳です。
逆に、
なぜ変わらないのだろう?
何をやっているのだろう?
更にムダな事を
考え始めてしまいます。
その瞬間に、
成果を出す事に疑いが生じるので
行動の質が急激に落ちていきます。
変化とは疑いもせずに「120%変わる」
この前提で動いた時に現れるのであって
疑いながら動いた時点で起きなくなります。
大切なのは、作戦→行動→工夫→繰返
~~~~~~~~~~~~~~~~~
これだけに目を向けていれば大丈夫です。
そしたらいつの間に『変化』は来ます。
『内的環境が外的環境を創り出す』
~~~~~~~~~~~~~~~~
というルールがあります。
内の変化が起こってタイムラグを挟み
外の変化として結果が出るのです。
だから、変化というものは
いつの間にか訪れると感じるのです。
ハイスタが考えているのはこれだけです。
『どうやって内的レベルを上げるか?』
~~~~~~~~~~~~~~~~~
繰り返しになりますが、
内が外へと転写され結果となるからです。
結果はやる気のガソリンになりますが…
重要なのは、結果を創る過程なのです。
「結果」が出ない人程
「結果」に執着し過ぎて
「過程」を疎かにします。
結果を元に
「過程を改善」する事に集中すれば
結果にこだわる事も無く
常に成長する事が出来ます。
これを繰り返し、気付くと…
いつの間にか変化する事になります。
変化を気にする必要はなくて
変化させる為の過程を気にします。
『実』ではなくて、
『種』を気にするという事です。
「一喜一憂」感情のブレが無くなります。
今回のテーマで伝えたい大切なことは…
「変わりそうで変わらないのが人生。
変わらなそうで変わるのも人生。」
やるべき事に目を向けて力を注げば
結果は、後ろに積み上がっていきます。
【P】やるべき事を明確にする。
【D】やるべき事を必死にやる。
【C】結果から何かに気付く。
【A】その過程を改善する。
これを繰り返す
【PDCAサイクル】が
本来への道になります。
【未来志向の協力関係】
一般的な親子関係は
「結果(過去)を責める親と、
責められる子ども」という関係です。
これは業績の悪い会社と同じです。
「結果を責める上司と、
責められる部下」です。
「対立関係」に発展します。
この関係で、得たい結果は、
まず得ることはできません。
どんどん悪循環となっていきます。
一方で、結果を次にどう活かすか
未来に焦点をあわせる家庭もあります。
同じ目標を目指す「協力関係」です。
そして、その関係は善循環を生みます。
結果の捉え方によって、
その後の結果が大きく違ってきます。
もちろん、本番ギリギリまで
結果にこだわって準備します!
でも、本番終わってからも
結果にこだわっても意味ありません。
本番後は未来志向で
結果を次に活かす意識が大切です。
【スタンダード&見届】
すぐに結果を求める事ではなくて
必要な習慣を淡々と続けることを求める
…という事です。
“できない”には優しく
“やらない”には厳しく
…という事です。
家庭の習慣しだいで
この認識を持つ人に育ちます。
そのための『親の10分間』です。
子と向き合うときに大切なポイントは…
・結果でなく過程を承認してあげる。
・結果は演出してその気にしてあげる。
真の結果を出すためには、
スタンダードを上げる必要があります。
例えば…
1回も素振りした事ない人が
毎日10回素振りしていれば
「頑張ってるな」って思うかもですが…
横でライバルが
毎日素振り1000回やっていたら
どう思いますか?って事です。
成績上位者と他者の違いは
日々のスタンダードの違いです。
だから親がやるべき事は
がんばっている行動を承認して
その大切さを伝え続けることです。
親が先に結果を求めてしまったら
結果を創る過程レベルが上がりません。
毎日素振りを意識を高くやる。
そして、毎日100回、200回、300回と
質を維持しながら増やしていくだけです。
300回がスタンダードになれば、
10回だった時なんて
「なんてショボかったんだ…」
と思いますよね?
スタンダードって、そういう事です。
それを上げていく作業が大事です。
今の限界値の20%上を常に目指す。
そうすれば成長は必ず訪れ、
その先に目に見える結果が現れます。
今の心地良い空間、心地良いペースを
維持してたら成長はしません。
0回の時から見れば、
10回は頑張っているかも…ですが
300回から見たら、
10回なんて何もしてない状態です。
…かと言って0回から
いきなり300回にするのはムリです。
だから質を維持して徐々に増やす。
どこかのタイミングで結果も見えます。
成長や変化というのは、
自分の基準値の上にあるものなので
相当なストレスがかかる作業でもあります。
このストレスに耐えるためにも
『親の見届け』での承認が必要です。
まとめ
・”できない”には優しく”やらない”には厳しく、未来志向が親子の協力関係を築きます。
・変化に対する正しい認識を持ち、PDCAサイクルの凡事徹底する事が、本来の成績への道になります。
・認識&習慣の心技体スタンダードと、それを創る見届けが重要ポイントになります。